三日月

甘興霸。

緩やかに弧を描いた巨大な赤い舌。
夜が来る。微かな光しか届かない自分の夜が。







「三日月」を改めて国語辞典で調べてみました。
「(陰暦で)月の三日ごろに出る細い月。また、その弓形。」。
細い綺麗な月にしようかと思いましたが、あえて赤色にしてみました。

甘興霸親分です。暴れ者のようで、暗躍と言う言葉が似合うんですよねー。
何か、影が付きまとうのは、彼の狂気めいた雰囲気のせいでしょうか。
そういう感じがこう、ゆらゆらっと立ち上がっているような絵が描けるようになりたい…。


用紙サイズ:B5 使用画材:不透明水彩

08.04.29完成




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