朔月

貴方は、選ぶのですね。

それは始まりの鬨だ。
ああ、でもそれは落日の果ての月の始まり。







お題の“朔月”は月のついたちの意味だそうです。
…ということは昼間に出てるんだ??(理科を小学校で勉強してきなさい。)
意外と月の満ち欠けの知識ってあやふやだと気が付きました。
見ても今日が何日の月って判らないですしね…風流はどこへ消えた。

三国志の時代って決して日の昇る時ではないですよね。
何というか闇に始まり、薄明るい光が見えたかと思うと、再び闇に墜ちていく感じ。
まさに月が満ち欠けて影へと消えていくようなイメージですね。
荀文若は曹孟徳を得て、隠れた月を呼び戻した、まさにその一日に総てを賭けた気がします。


用紙サイズ:B5 使用画材:不透明水彩、墨汁、カラーペン(筆ペンちっくな)

06.10.06完成




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