才を託すべき者を求めて。

道里悠長たり

荀文若です。こんな単純な構図の絵になんで七ヶ月もかかったのか謎です。
数多の群雄の中から曹孟徳を選んだ荀文若ですが、彼の中でそれはベストな選択だったのか、
それともベターな選択をしたのか、分かりにくいですね。助言の数々を見ていると
ベストかな、とは思いますが。…彼が侍中守尚書令を拝命したことが亀裂の始まりでしょうか。
曹孟徳の臣であればその為に策を出し、朝廷の臣なればその延命に奔走する。
あるいは絵に描いたような官僚の姿が荀文若なのだろうかとつらつらと。
…やっぱり分からん。とりあえず絵はそれ以前の令君です。

用紙サイズ:B4 使用画材:不透明水彩、墨汁、マニキュア

07.02.27完成